スポーツフォトグラファー
タック 牧田さん(86)
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「私には51回めのスーパー・ボウルだった。3人いた全回撮影のフォトグラファーは1人が病気で欠場したので2人となった。私はその次であり、レジェンドの一人だとか。
例年見る華やかなオフェンスではなく、鉄壁のディフェンスのフットボール ゲームであった。
二週間前のチャンピオンシップで攻撃力で勝ったAFC代表ペートリオッツ、 NFC代表ラムズ共に終盤まで得点できなかった。アメリカで一億以上、世界中で数億の視聴者には、ややつまらないゲームと見えただろうし、現場のフォトグラファー達もつまらなかったと見えただろうが、50余年、1100余りのゲームを写した私には、これはこれで歴史に残るゲームと見えた」(原文まま)。