ロックフェラセンター、ラストスケート

日本人スケーターら出場

 フィギュアスケートコーチの島田美樹さんが主催するアイスショーが、12日にロックフェラーセンターで開催された。島田さんの生徒やオリンピックコーチが教える全米選手権出場者を含め、5歳から60歳までの、ソロ、 ミニグループ 、アイスダンス、ペアなど、30人のスケーターがそれぞれのプログラムを披露した。

 アメリカ人のほか、日本、中国、台湾、ロシア、エストニア、英国、フィンランド、南アフリカなどさまざまな国籍のスケーターが出場した。出場したのは、島田美樹(47) アダルト・シルバー =写真左=、地区大会入賞者、ISU国際大会出場者&C・アーロン・シングレタリー (27)シニア、全米選手権出場者、山中さくら (15)ジュブナイル 地区大会入賞者=写真左=、山本真由美(60)アダルト・ゴールド 全米選手権入賞者、ISU国際大会出場者=写真下=。

 島田さんは「この企画を行ったのは、パンデミックで競技会やアイスショーなどが全てキャンセルされ、日々トレーニングを頑張っているスケーター達がその努力を披露する機会が失われてモチベーションも下がっていたので、アイスショーの場を提供しようと決めた」という。ロックフェラーリンクは同週17日に営業を終了し、大規模な改築工事が始まったため、伝統的なリンクを見られるのは今シーズンが最後となった。