野戦病院を設営

セントラルパーク 人道支援団体が

 キリスト教徒福音派の人道支援組織サマリタン・パースは3月29日、新型コロナウイルス感染者の治療のため、五番街の98丁目脇のセントラルパーク内に臨時野戦病院を設置した。野戦病院は、呼吸集中治療部が68床あり、真向かいにあるマウント・サイナイ・ヘルス・システムから搬送される患者の治療にあたる。

 世界中からボランティアで医師や、看護師などの災害支援チームが駆けつける予定だという。同団体の代表、フランクリン・グラハム師は声明で「人々はコロナウイルスによって死亡し、病床も不足。医療スタッフも打ちのめされている。これらの重責を担うため、ニューヨークに臨時野戦病院を配備した。これがサマリタン・パースが行っていることだ」と述べた