マスク着用義務解除

公共交通機関と学校、病院は継続

 ニューヨーク州では10日から屋内でのマスク着用義務が解除された。新規感染者が大幅に減ったことを受けて判断した。自治体や企業が個別に問題としていない限り、基本的にホテル、店舗、薬局、オフィス、食料品店などでマスクを着用する必要がなくなった。ただし学校や病院、公共交通機関は引き続きマスク着用義務となっている。またレストラン、ジム、劇場、美術館、アリーナなどへの入室時に義務付けられているワクチン接種証明の提示は継続される。

 州当局によれば学校でのマスク着用義務については継続するかを3月第1週に判断するという。 

 同州は変異株オミクロン株が拡大した昨年12月に着用義務を導入していたが、1月中旬をピークにコロナ感染が減少。ニューヨーク州の2月8日の新規感染者は約6000人で、最多の約9万人が感染した1月7日から大幅に下がった。13日には2348人とさらに下がった。