ご帰国あんしんサービス

全日空がホテルや交通手段を紹介

 新型コロナウイルスの感染予防水際対策のため、日本人の帰国にも検査証明の提示が求められるなど規制が強化されているなかで、全日空(ANA)は15日、感染拡大の予防に関する取り組みとして、衛生面の管理や航空券の特別対応に加えて、海外から日本に帰国する旅客を対象に、安心・便利に利用できる「ご帰国あんしんサービス」サイトを新設した。サイトでは、帰国後の待機場所として滞在できるホテルや、空港からの交通手段を紹介している。

 ホテルは 羽田空港・品川近郊エリア、成田空港近郊エリアなど9つの宿泊施設で、帰国後の待機場所として滞在できる宿泊プランを紹介している。また、宿泊期間中より快適に過ごせるよう、一部の施設では8連泊以上宿泊する客を対象に、ANAのファーストクラスで使用しているリラックスウェアや ソックスなどの機内アメニティを用意。14日間の待機要請を満たすには15泊16日の宿泊手配が必要。

 羽田空港周辺・東京のホテルは羽田エクセルホテル東急、品川プリンスホテルメインタワー、グランドプリンスホテル新高輪、品川東武ホテル、相鉄グランドフレッサ品川シーサイド、相鉄フレッサイン浜松町大門、西鉄イン蒲田。成田空港周辺のホテルは、ホテルマイステイズプレミア成田、成田東武ホテルエアポート。

 交通手段は、海外からの帰国による公共交通機関の利用制限に対応するため、空港送迎ハイヤーやレンタカー(ニッポンレンタカー)、入国者専用リムジンバスの案内をしている。また、海外発日本行きANA運航便を利用する際にファーストクラス、 ビジネスクラス運賃の購入者にはハイヤーの割引キャンペーンも実施する。日本国内の自宅でも受けられる、PCR検査の紹介もしている。 詳細はhttps://www.ana.co.jp/ja/us/travel-information/return-to-japan/