ドキュメンタリー映画祭

力作話題作目白押し
日本関連「甲子園」「相撲人」

 今年で第10回目を迎える記録映画の祭典「NYC DOC」が6日、始まった。マンハッタン3会場15日(金)まで長編短編約300本を世界中から集めて紹介する。世界最大級規模のドキュメンタリー映画祭で、ほとんどの作品で監督や製作者が登壇するのも本祭の大きな魅力だ。
 日本関連では12日(火)に2本、マット・カイ監督の「リトル・ミス・スモウ(相撲人)」(19分)が午後2時50分から、山崎エマ監督の「甲子園:日本のフィールド・オブ・ドリームズ」(94分)は午後9時30分から、シネポリスチェルシー(西23丁目260番地)で上映される。 「相撲人」は、女人禁制の相撲界で奮闘する女性相撲家の今日和(こん・ひより)さんを追う。また「甲子園」は、母は日本人で父はイギリス人というニューヨーク在住の山崎が岩手県の花巻東高校野球部に1年間未着取材、日本人の国民性に迫る。
 山崎監督は「夏の甲子園100回大会を記念した特別ドキュメンタリー『KOSHIEN: Japan’s Field of Dreams』。大谷翔平選手の母校などを長期取材したこの映画。高校野球を社会の縮図として見つめ、今までの日本、そしてこれからの日本を考える作品です」と本紙にコメント。
 そのほか、ロシアの爆撃機が飛び交うなか地下に病院を作り多くの命を救った女性医院長らの活動を追う「ザ・ケイブ」、2015年に終了した中国の一人っ子政策を検証する「ワン・チャイルド・ネーション」など、力作・話題作が目白押し。
 シネポリスチェルシーほか2会場は、SVA(西23丁目333番地)とIFCセンター(6番街323番地)。詳細は同会場窓口、またはウェブサイトdocnyc.netを参照。