ジャパンデー、今年はオンラインで公開

 毎年セントラルパークで行われてきた日米文化交流促進イベント「ジャパンデー」は、コロナ禍により野外イベントの実施許可が出ないため、今年は屋外開催に代わり「ジャパンデー・2021・サンキュープロジェクト」と題したイベントを1日から9日まで開催した。9日にはオンラインプログラム(https://japandaynyc.org/thankyouproject2021/)が公開された。出演は植村花菜=写真中央=、金子純恵、僧太鼓=写真下=、天手古舞、殺陣波濤流NY、 国際空手道連盟極真会館=写真上=。総合司会はサンドラ・エンドウさん、スペシャルゲストにTVキャスターの久保純子さんが登場した。

 スペシャルゲストのニューヨーク総領事、山野内 勘二大使は「コロナ禍が及ぼしたさまざまな変化や困難を乗り越えて開催される今年のジャパンデーが、日本とニューヨークの希望に満ちた明るい未来につながることを願っている」と挨拶。ジャパンデーインク会長の堀江 順丸紅米国会社社長は「楽しいイベントを通し、地元の日系コミュニティとニューヨークの皆様の文化的な理解促進を図ってきたが本年は、残念ながら直接参加いただく従来のイベントは実施できないが、このプロジェクトを通し、伝統の継続と感謝の意を伝えて行きたい」と挨拶した。