五感を使い体験を通して学ぶ

ブルックリン日本語学園

 地域で子供を育てていくコミュニティースクールとして設立されたブルックリン日本語学園は、日本政府認定の補習授業校として、長期滞在する子供や多国籍な家族構成の中で生まれ育つ子供など、多様な子供たちの状況に合わせた日本語学習環境を提供している。

 子供たちが自ら学びたいと感じる授業を目指し作られている独自のカリキュラムは、実験活動や美術工作活動、学年を超えたプロジェクトや演劇活動など、五感を使い体験しながら学ぶことを重視したユニークな内容。昨年3月より新型コロナウィルスの影響でリモート学習となったが、活動教材送付やデジタルツールの活用により自宅から授業中に仲間と活動に取り組んだ。

 日本文化を継承するための文化行事も年間を通して数多く実施され、ニューヨーク市に暮らす日本人・日系人の子供たちに必要とされるコミュニケーション力や表現力などを、読む、書く、話す、聞く、のバランスの中でしっかりと身につけるためのクラス運営が行われている。

 全クラス現在15人以下の少人数制で、各クラスでは担任教員とアシスタント教員が、それぞれの子供の日本語習熟度をきめ細かく把握しながら指導を行う。今年度はリモート学習となりスケジュールは異なるものとなったがオンライン授業と家庭学習を組み合わせ、例年と同様の学習内容を学習した。

 運営母体であるブルックリン日系人家族会(BJAFA)が行うイベントなどを通し、子供たちは学園の内外で出会い、絆を深める環境作りに力を入れている。現児童生徒数107名。幼稚部から高等部までの一貫教育を目指す。新年度のスタートは9月。新年度Pre-Kクラス(2017年生まれ)のためのオンライン・オープンハウスは5月8日(土)。2005年〜2011年生まれの入園希望者は随時募集している。


ブルックリン日本語学園 

事務局 BJAFA

(ブルックリン日系人家族会)

525 Court St Suite C4-4

Brooklyn, NY 11231

Tel: 917-284-5871

http://bjafa.org/nihongogakuen

nihongogakuen@bjafa.org


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