編集後記 2023年4月22日

【編集後記】

 みなさん、こんにちは。本紙で毎月1回、第4週に料理のプロの皆様にお願いして、家庭でも簡単にできる手料理を紹介してもらう「生き生き EATS」という1ページ企画があります。お店で出しているメニューの時もあれば、お店で出さないアペタイザーや、酒の肴など2~3品を紹介してもらうページで、ご家庭で作る料理のバリエーションが一つでも増えると食生活が豊かになるのではという発想からスタートしたものです。今月は、ウエストチェスターのハリソンの図書館で毎年1回、アメリカ人向けに「寿司教室」をやって大人気となっている日本食料品店おいしんぼの店主、高田英紀さん(52)に、カリフォルニアロール、鉄火巻き、太巻、手巻き、握り寿司の5種類を伝授していただきました。自宅で作れたら、美味しいお寿司がお腹いっぱい食べられて、お一人様はもちろん、ご家族、パーティーのお客様、お子さんたちも大喜び間違いなしですね。マンハッタンの寿司屋でおまかせで一人150ドルとか平気でお勘定になってしまう昨今、生活防衛の観点からもお寿司に限らず、自炊のレパートリーを増やすことはクオリティー・オブ・ライフの維持と向上に大いに役立つのではないでしょうか。今週号8面で、高田さんの「寿司教室」の記事をぜひ参考にされてください。刺身の切り方、寿司を握る手順、コツなど、教えてもらって初めて分かることばかり。私も近いうちに挑戦してみようと思います!それでは皆さんよい週末を。(週刊NY生活発行人兼CEO、三浦良一)