夫と愉しむロマンティックバレンタイン❤

バカラホテルでバレンタインデート

 今年のテーブルコーディネートはちょっとロマンティックに夫婦でデートを愉しむテーブルにしてみました。NYらしくエレガントでモダンな大人のバレンタインの愉しみ方。

 バカラホテルのグランドサロンではカラーのフルートグラスでテーブルがセッティングされているので、我が家でもそのようにしてみました。3段のアフタヌーンティー用のガラストレイもセッティング。たまにはこんな贅沢な時間も夫婦で愉しめたらいいなという願いを込めてみました。

 ◆バレンタインのテーブルのポイント♬

Point1 バラの花とLOVE

 ロマンティックな雰囲気のテーブルを作るにはやっぱりバラの花束!

 ハートのモチーフを沢山並べるのもかわいいですね。この時期スーパーでもファーマシーでもどこでもたくさんのバレンタイングッズが出回るので比較的手に入れやすいと思います。花びらを散らすのもロマンティック。♬

 チョコレートなど食べ物で表現するとあまりものを増やしたくない方でも楽しめると思います。写真のLOVEの文字はストローです。ほかにもピックやマドラー、バレンタイン用のカードなどたくさんのものがあるのでお気に入りを取り入れてみましょう。

Point2 禁断のRED×PINKがもっともNYらしい♬

 バレンタインのテーブルを作る時にほとんどの人が赤系にしようか、ピンク系にしようか、と悩まれるかと思います。ピンクのセーターに赤いスカートというコーディネートはなかなか難しいですし、あまり取り入れる人はいないかと思います。

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 ところが、私がNYで暮らし始めてすぐ目についたのがバラの花束。赤と濃いピンクと薄いピンク。当たり前のようにどこでもこの配色で売っているということ。カーネーションも同じ。

初めはとても違和感があったのですが、気が付くと自分もこの配色で色々なものを好んで作るようになっていました。まさに今回のテーブルコーディネートのポイントは禁断のRED×PINK。色の分量を間違えるととっても野暮ったいことになりますが、うまく使えばまさにNYそのもののおしゃれなテーブルになります。

 NYではラッピングペーパーやティッシュ、ハートのオブジェやシール、様々なものがREDとPINK両方入って売っているのも納得ですね。

 ぜひ今年は禁断のRED×PINKにトライしてみてくださいね。

 Point3 おうちアフタヌーンティーを愉しもう♪

 3段トレイは何となく買ってみたけれど、フードを作るのが面倒、とか、どうやって使っていいのかよくわからないという相談を生徒様方からも受けます。買ってきたもので全然かまわないのでそれを素敵に飾ってみるところからまず楽しんでほしいと思うのです。

お友達をお呼びした時にも3段トレイでふるまうだけできっと歓声があがってセンスがいい人と認定されるのではないかと思います。

まずは「飾る」を楽しんでみてくださいね。写真の3段トレイは、スコーン以外は全部購入したもので飾ってみました。

 これであと紅茶を淹れれば立派なおうちアフタヌーンティーですね。

 お友達がケーキを持ってきてくれたりすれば焼き菓子もバッチリ!もちろんご自身で用意しても。ご主人や彼にもぜひ3段トレイでふるまって!驚かせてあげましょう。

 3つのポイントが少しでも皆様の素敵なバレンタインの参考になったらうれしいです。

Happy Valentine’s Day❤

 東京ドームのテーブルウエアフェスティバルに参加

 1月27日(金)から2月5日(日)まで、テーブルウェアフェスティバル(来場者30万人近くの日本国内最大のテーブルウェアの祭典)が、今年は3年ぶりに東京ドームで開催されています。私もテーブルコーディネートのコンテストに2部門入選し、作品を2テーブル出展しています。

 日本在住の方、一時帰国中の方など良かったら見に来てくださいね。世界中のテーブルウェアや日本全国のうつわ、アンティークなど様々なものが一度に見ることができてとても楽しいイベントです。

大石育子(Ikuko Oishi)

インテリアコーディネーター、食空間プランナー、日本クラブカルチャー講座講師、東京ドームテーブルウエアフェスティバル2019、2020年入選&奨励賞受賞。2023年佳作受賞&入選

atelierdeikukonewyork.the media.jp