州議会訪問し意見交換 NY日系コミュニティの代表団

経済・文化貢献を説明

日系公民権運動も紹介

 ニューヨーク州の州都オルバニーで5月28日、日系コミュニティの代表団が州議会議事堂内の上下両院本会議場を訪問するとともに、上下院議員と意見交換した。また、同日夕刻には、アジア太平洋諸国系米国人(AAPI: Asian American and Pacific Islander)ヘリテージ月間を祝賀するレセプションを開催した。

 同日午前に州下院本会議場、午後に州上院本会議場において議場紹介を受けた。下院では、アンジェロ・サンタバーバラ下院議員が、日本とNY州の強固なパートナーシップを称えるスピーチを行った。上院では、クリスティン・ゴンザレス議員が、自身の日本との繋がりや、5月に開催された「第5回ジャパン・パレード」に出席した際のエピソードを交えつつ、代表団を歓迎した。

(写真上)サンタバーバラ下院議員と日系コミュニティ代表団

 また同日午後、州議会議員6人とのラウンド・テーブルを開催した。会合では、AI専門家の吉平健治氏から「AIによる働き方の再設計」に関するプレゼンテーションが行われ、それを受けて、AI普及に伴う労働環境の変化への対応やNY州と日系企業・団体との間の連携の強化について活発な議論が交わされた。

 また同日夕刻、片平聡在ニューヨーク日本国総領事・大使は、ラリー・エヴァンス在オルバニー日本国名誉領事及び州上下院議員らと共にAAPI祝賀レセプションを開催した。

 同レセプションには、日系企業・団体関係者、AAPIコミュニティ関係者、州議会議員、州政府高官など約80人が参加した。

 会場では片平大使及びエヴァンス名誉領事からNY州における日本の貢献が紹介されたほか、佐藤JAA会長から日系人フレッド・コレマツの公民権運動を称える「フレッド・コレマツ・デー」制定法案採択に向けた取り組、為田JCCI会頭から「ジャパン・パレード」などの日系コミュニティの活動が紹介され、ウォーカージャパン・ソサエティー理事長からは日本の経済的貢献や文化浸透に触れつつ日系コミュニティを歓迎し、関係を深化させる必要性が強調された。

 これに対し、ゴンザレス上院議員、リュウ上院議員、セプルヴィーダ上院議員からは、日系コミュニティとの関係強化への支持が表明されるとともに、日本とのパートナーシップの更なる強化への意欲が示された。

 会場では、日本各地の観光展示や横浜市の「GREEN×EXPO 2027」のPRが行われる中、寿司やNY州産清酒を含む上質な酒と焼酎のテイスティングが提供され、出席者の間では日本に関する多岐にわたる話題で歓談が和やかに行われた。

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 日系コミュニティ代表団参加者は次の通り。

 片平聡NY総領事・大使、

佐藤貢司NY日系人会(JAA)会長、タケシ・フルモトJAA理事、小風華香 JAA理事、JMSA理事、USJC会員、ジョシュア・W・ウォーカー・ジャパン・ソサエティー理事長、ブラッドリー・エドミスター・ジャパン・ソサエティー理事、為田耕太郎NY日本商工会議所(JCCI)会頭、町田敬司JCCI理事、前田正明JCCI事務所長、三浦聡独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)NY事務所長、松本将独立行政法人国際観光振興機構(JNTO)NY所長、吉平健治氏(AI及び日米イノベーション・エコシステム専門家)。

ラウンド・テーブルで意見交換