今月の公演復活となったブロードウエーの人気ミュージカル「ロッキー・ホラー・ショー」について、13日付のNYポスト紙の電子版記事は、出演者と観客とのお馴染みのやり取りが制限され「前とは違う」という観客の反応を伝えている。
特定の場面で「コールバック」することが同作品の醍醐味だが、劇場のスタジオ54は公式サイトで「大声は謹んで。同作品はブロードウエーのミュージカルであり、映画のレイトショーではありません」と指示している。同作品は1973年のロンドン公演が成功し、75年に映画化された。NYで映画公開となると、グリニッジ・ビレッジの映画館のレイトショーには出演キャラクターに扮した観客たちが「コールバック」や、トースト、トイレットペーパー、トランプ投げなどで盛り上がった。2000年のブロードウエー公演では「観客参加用グッズ」も販売された。同サイトは「コールバックはあくまでも映画の影響で、同作品のカルチャーの一部であることは理解する。しかしミュージカルを聴き、舞台上の生身の出演者を尊重したいと望む観客もいる」と伝えている。7日付のNYタイムズ紙の記事は、今回の公演を監督するサム・ピンクルトン氏によるとある程度の定番のコールバックは健在である、と伝えている。またフランクン・フルター演じるルーク・エバンズ氏は、熱烈なハードコアなファンのなかには昨今の時事問題やトランプ大統領に関する関係のないコールバックを叫ぶこともあり「不快なヤジ」と話している。

