アポロ劇場沸く、日本人歌手優勝、吉本興業派遣2組にも喝采

 ハーレムのアポロシアターで11月27日、アマチュアナイト2019年決勝ラウンド(スーパートップドッグ)が開催され、日本在住のシンガー高橋あず美が98点を獲得し、アポロアマチュアナイト85年の歴史上、日本人「シンガー」としては初の年間優勝を果たして賞金2万ドルを獲得した。
 またアジア人初の「決勝ゲスト」として日本から2組が登場、目利きで有名なアポロの観客を沸かせた。
 今年、吉本興業が世界初の公式ライセンス契約を結び、日本で開催したアポロアマチュアナイトジャパン2019で優勝した14歳から22歳の4人組ダンスユニット544-6th Ave.(愛知)とNYプロデューサー特別賞のシンガーWAKASA(東京)がニューヨークに招待され、日本代表としてステージで堂々のパフォーマンスを魅せた。
 当日は大物R&Bシンガー、ジョー・グレイの引退セレモニーもあり、アポロシアターCEOも来場し登壇。フィナーレで出場者全員がステージに上がり、会場に「JAPAN」が連呼された模様は、インターネットストリーミングを通じて世界に発信された。

写真:年間優勝の小切手を手にする高橋(右端)。日本からゲスト出演した2組(左端)