介護のいらない体づくり、健康へ導く音楽健康指導

馬場田晃一さん

 ニューヨーク日系人会(JAA)と邦人医療支援ネットワーク(JAMSNET)が共催する第17回秋のヘルスフェア(後援:ニューヨーク日本総領事館)で、日本で人気の有名講師陣がYouTubeで講演配信する恒例の「ライオンズ大学・大人の教養講座シリーズ」第7弾が9月21日から10月1日まで開催された。講師陣はファーストブランド社(本社大阪市、河本扶美子社長)が運営するマイベストプロ登録の専門家3人。企画はNY日系ライオンズクラブ。

 第2時限の講義は、介護のいらない体づくり・健康へ導く介護福祉士で音楽健康指導のプロ、馬場田晃一(ばばた・こういち)さん(山形県新庄市)が楽しく長続きする独自の介護予防プログラムを解説した。

 馬場田さんは、故郷で介護福祉施設ケアホーム「カナン」を営む傍ら、DJの経験を活かし音楽を取り入れた「次世代型介護予防体操」を広めている。今回はその中から、手足を使った簡単な運動を動画で紹介した。次世代ダンスミュージックと題して、ラップの音楽に乗せて、若者でも参加できるような軽快なリズムで「パニックリズム」の練習。てのひらでグーチョキパーの順をランダム(順不同)に入れ替えながら反射神経を刺激し、顔の目、口、鼻を音楽のリズムに合わせてこれもランダムに触れていく。そして認知症の予防になる早口言葉。「隣の客はよく柿食う客だ」「スモモも桃も桃のうち」や、有名な「東京特許許可局」「庭には二羽鶏がいる」など懐かしい遊びを交えた運動や「パタカラ体操」というレゲエに乗せた口腔の運動など日本語の早口ことば以外は、国境を超えた老化防止の運動メソッドとして海外でも活用の道がありそう。2018年「介護予防体操 花笠音頭」で優秀賞受賞、19年「認知症予防体操最上川舟唄×HIPHOP MIX」で優秀賞などを受賞している。動画に関する問い合わせはNY日系人会、電話212・840・6942、Eメールinfo@jaany.org まで。