コロナの晩夏いま

 うだるような暑さが過ぎ、マンハッタンにも朝夕、涼しい風が吹き始めた。お盆が過ぎても残暑は続く。太陽光線のコロナが陰っても、春から猛威を奮う新型コロナウイルスは、サンベルト地帯では勢いを緩めていない。晩夏のいまも地獄を見たニューヨークは警戒を緩めない。(チェルシーの露店マーケットで太陽を仰ぐひまわり、写真・三浦良一)