エレキの山野内大使 ジミヘン風に米国歌演奏

独立記念日祝しFBで披露

 ニューヨーク総領事の山野内勘二大使が米国の独立記念日を祝し、同総領事館のオフィシャル・フェイスブックで米国歌をエレキ・ギターで演奏した。同大使はバンド活動もプライベートで行う音楽愛好家。

 独立記念日の祝辞の中で新型コロナウイルスと闘う医療従事者などエッセンシャルワーカーに感謝の言葉を述べたあと「今年は日本から米国、そしてニューヨークに正式な訪問使節団がやって来てから160周年。日米友好を祈念して」と挨拶し、ジミ・ヘンドリクスバージョンに編曲した米国歌を披露した。

 フェイスブックを見た多くの人たちからコメントが寄せられ、ジョセフ・M・ヤング 駐日米国臨時代理大使は「すべてのアメリカ国民、日本の皆さん、そして最高の演奏を披露された山野内在NY日本国総領事・大使、独立記念日おめでとう!」。タレントで作家のデーブ・スペクターさんは「アメリカ独立記念日に国歌をジミヘン風にぶっ飛んだパフォーマンス!こういう外交官は嬉しい」、日本文学研究者で国文学研究資料館長のロバート・キャンベルさんは「花火大会でもなくバーベキューでもなくこの状況だからディスタンスを取るのも仕方がないし1人ではあるが、ぐっと心に染みる独立記念日イベント。1969年のジミ・ヘンドリックスバージョンとは渋すぎて感謝感激、文化外交の極み」と絶賛した。演奏は以下のアドレスで聞くことができる。https://www.facebook.com/JapanConsNY/