小西翔さん仕事を語る

第41回NYエンタメの会

 第41回NYエンタメの会(中澤利彦主催)が4月24日、イーストビレッジのRESOBOXで開催された。ゲストは小西翔。同氏は、東京パラリンピック開会式のギタリスト布袋寅泰の衣装ほか、パーフォーマー約50人分の衣装をすべて担当したり、英国ボーグ誌表紙のビヨンセ衣装制作に携わるなど世界で活躍するファッションデザイナー。

 東京モード学園、Paris College of Art Haute Couture、Parsons School of Designをいずれも首席で卒業。留学経験を次世代に還元したいという気持ちで在学中の2017年からオンラインでのデザインラボを立ち上げ、早くから若いデザイナーの教育にも目を向けている。「次世代に伝える」ということをテーマにした時に一番大切にしたいことはサスティナビリティ。NYでそのテーマを研究、ファッションデザイン力を用いて仕事として持続可能で、かつ社会貢献になることを共に実現する仕組みづくりを目指す。現在、今年10月に帝国劇場で公開されるミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』の衣装を担当している。(植山慎太郎、写真も)