通勤圏の歴史ある街ベッドフォード=スタイベサント

 ベッドフォード=スタイベサント は、ブルックリン区の中央に位置する地区で、ベッドスタイの名でも知られている。ブルックリン区の第3地域委員会に属している。地区の範囲としては、北はフラッシング通り、東はブロードウェイ、サラトガ通り、南はアトランティック通り、西はクラソン通りに囲まれた地区。

 19世紀の終わり、路面電車や高架鉄道が敷かれ、ブルックリンのダウンタウン地区やマンハッタン区に務める労働者階級や中流階級の人々の住宅地区となった。既存の木造住宅は、赤褐色砂岩を配した住宅に建て替えられていった。ベッドフォード・スタイベサント・ルネサンスとも言える状況の中で、このような住宅様式がもてはやされている。

  写真の部屋は2寝室、2浴室がある同地区で売り出されたコンドミニアムで、価格は74万ドル。すでに売却されているが、同地区にはまだ、同価格帯での物件を探すことができる。マンハッタンへの通勤圏内で、緑の多い閑静な住宅街と芸術家たちが住むウイリアムズバーグ地区の雰囲気も残しており、歴史と近代化の融合したニューヨークらしい街並みが続く。頭金は20%で14万ドルあれば、月額3000ドル程度のほぼ家賃並みの支出で暮らすことができ、30年ローン完済前に転売しても十分な値上がりが期待できる。問い合わせは電話 914・374・7195、

Eメール・ted.matsumoto@corcoran.com 松本さん

(写真提供・コーコラン不動産グループ)