日本クラブとNY日本商工会議所、東京にOGOB会発足

三菱クラブに92人参加

まず今回は第0会で、来年の正式開催準備

 日本クラブとニューヨーク日本商工会議所(JCCI NY)は、日本へ帰国した元会員との交流の機会として、日本クラブ創立120周年を前に3人の大使を含む5人の賛同者代表を中心に東京で「ニューヨーク日本商工会議所 &日本クラブOB/OG会」を発足した。日本クラブとJCCI NYの元会員同士の親睦と情報交換を図り、現会員とのネットワークの構築等に繋げ、会員相互のさまざまな交流機会を創り出していくことを目的としている。

(写真上)中央:JCCI NY/日本クラブ前田事務所長。第0回OG/OB会の様子。夫婦で参加する人も多数いた会場で。

左から:元北米三菱商事会社社長兼CEO・高岡夫妻と石兼大使夫妻

 賛同者代表は、草賀純男(元在NY総領事大使)、高岡英則(元北米三菱商事会社社長兼CEO)、高橋礼一郎(元在NY総領事大使)、廣木重之(元在NY総領事大使)、綿引宏行(元東京海上アメリカ社長兼CEO)。会の発足にあたり、まずはOB/OGの連絡先などの情報収集を始めた。そして、どのくらいの人が

OB/OG会に興味を持つか、会に参加するか、などの状況把握も兼ねて、「第0回のOB/OG会」と名付け、2月8日に東京の三菱商事ビル21階、三菱クラブにて開催した。連絡先が確認できた約170人に第第0回の案内を送り、92人が出席した。

 第0回OB/OG会では、賛同者を代表し、草賀大使と廣木大使がそれぞれ開会と閉会の挨拶をした。また昨年のJCCI NY第39回アニュアル・ガラのショートビデオを投影し、ニューヨーク時代にアニュアル・ガラに参加した人も多く、懐かしく見ていた。メインの懇談の時間では、NYという共通点を持つもの同士がカジュアルな形式で再会し、旧交を温めたり、また東京でも交流が再開できたなど、多くの参加者から好意的な感想が聞かれた。

 閉会の際には、ニューヨーク商工会議所・日本クラブ、現理事の村瀬悟氏の妻・村瀬裕子さんが、1月25日

脳腫瘍のため逝去したことをアナウンスし、村瀬夫妻が用意した、心のこもったニューヨーク土産が出席者全員に渡された。

 当初、第1回は今年の夏に開催予定だったが、より多くのOB/OGに参加してもらうため、1年後の2025年2月6日に三菱クラブで第1回を開催する予定。OB/OG会に関する問い合わせは日本クラブ事務局Eメールinfo@nipponclub.orgまで。