NY山口県人会第2回懇親会開く

NYタイムズ紙の観光特集に沸く

 NY山口県人会の第2回懇親会(沼田忍代表世話人)が19日夜、NY日系人会で開催され、23人が参加した。会合では、ニューヨーク・タイムズ紙が「今年行くべき52都市」の中で3番目に山口市を掲載したことを受け、ビデオメッセージで同県観光スポーツ部部長の京牟礼英二氏が今後県と市が連携してインバウンド推進に向けて取り組むことを報告。また同県人会の発足に尽力した元ジェトロNY事務所長の河本健一氏(現万博協会企画局長)が大阪万博2025のPRをビデオで紹介した。当日は、ニューヨークで創業を開始した旭酒造からDASSAI BLUE50 の生酒が提供され、一同で乾杯した。

 エンターテインメントとしてゲストにピアニストの金澤恵之(さとし)氏が招かれ、山口県を代表する女性詩人「金子みすゞ」の詩集から作曲した歌曲をソプラノ歌手と披露した。

 同会代表世話人の沼田氏は「肩書きや社会的地位に関係なく、山口県出身者とゆかりの人とが平等に親睦を深め、山口県の地場産業や観光面を応援していきたい」と話した。