前髪を自分で切ってみるコツ教えます

自宅でサッと髪のお手入れ 3
サロン・オアシス HANA

外出自粛で髪の毛限界?

 ステイホームが、早くも1か月を過ぎました。前髪も限界に伸びてきてしまっている人が多いかと思います。そこで自分で前髪を切ってみようかと試みる人も多発する時期と考え、役立つ「コツ」をここでちょこっと教えたいと思います。

(写真1)まずは前髪を切る範囲以外の髪の毛を束ねるかクリップで留めるかして、しっかりと分けておきましょう。 切る長さは何センチくらい?(最初は1センチ切るくらいの気持ちで始めて下さい) 角度は斜めに切りたいのか、まっすぐに切りたいのか? 両端を少し長めに残して丸いシェープで切りたいのか? コームですくいながら想像を膨らませシェープや長さのターゲットを決める。

(写真2)最初に切る場所を決めます。斜めに流す場合は「1番短くしたい場所」右から左へ流す場合は、中央より右寄りの毛束ですね。その場合、右目の黒目の上などを基準にすればいいでしょう。真っ直ぐもしくは曲線で切るときは真ん中の「鼻頭に落ちる毛束」。1番短くしたい箇所から切り始める。切る毛束をコームでおでこから離すようにすくい上げながら毛先から2センチ程の所、指の第2関節までで挟める範囲の少ない毛束を指で挟む練習。自分の目で指や毛先が見れる場所まで持ち上げる感じ。角度も見ながら何度か練習。

(写真3)切る長さを決めたら(最初から切り過ぎない為にも1センチくらいを目安に切る事をお勧めします)練習した様に、指の第2関節くらいまでで挟める量をコームですくい、毛先から2センチほど離れた場所を指で挟む。ハサミを縦に持って毛先から1センチ程を斜めに切りこむ。わざと「ギザギザ」をイメージして切る。くれぐれも指を切らないように気を付けて下さいね。

(写真4)ハサミの刃先で「ギザギザ」をイメージして切り込みを入れる。斜めに切る場合は、「1番短くしたいところ」からサイドへ徐々に長くするように斜めに少量の束に分けて切る。真っ直ぐ、もしくは丸く切る場合は、真ん中の「1番短くしたい所」から右端へ、真ん中に戻って左端へと少しずつ移動しながら切る。指の第2関節までで挟める範囲の少量の束で少しずつ丁寧にとって切っていくと思い描く綺麗なラインで切れます。大きな束で一気に掴んで切ろうとすると、両端の毛が中央に寄りすぎて狙ったラインで切れない、毛の厚みでハサミから毛が逃げてしまってちゃんと切れない、毛束が分厚すぎて指や指の付け根を切ってしまう事になるので気を付けて下さい。

 もうしばらくの辛抱です。何とか「失敗」しないように慎重にチャレンジして、少しでも気分をスッキリさせてこの辛い時期を乗り越えていきましょう!

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