着物、持続可能な衣服の伝統

 日本の文化をパフォーミング・アーツで紹介する非営利団体ジャパン・パフォーミング・アーツは、10月に3回にわたり「着物: 持続可能な衣服の伝統」と題したイベントを開催する。会場はMarc A. Scorca Hall at OPERA America(7番街330番地7階、28丁目と29丁目の間)。

 現代の重要課題である環境対策に生産者が考えるべき必要不可欠な製品ライフサイクルマネージメントの概要を、着物のライフサイクルの「素材」 「形状」「分解」の3つの切り口で紹介する。プロジェクションを使用した説明と、会場には着物のメカニズムを簡単に理解してもらうために着物を構成する8つの部分を色違いに分けて縫われたものや、古くから継承されている着物の特殊な洗い方法などが展示される。

 10月9日・16日(日)午後2時〜5時は、着物の格についてや絞りの最高峰「京鹿の子(きょうかのこ)」について、また、着物と日本舞踊との関係などについて説明する。10月29日(土)午後7時30分〜9時15分は着物のライフサイクル紹介のほか、着物と日本舞踊との関係をさらに深く、男性、女性、役柄での動きの違いを4つの演目を通して紹介する。

 入場料は無料だが、席の確保と無断欠席を避けるため1 席につき20ドルのデポジットが必要(予約サイトEventbriteの手数料は1席につき3ドル5セント。そのため予約の際には1席につき23ドル5セントとなるが、デポジット20 ドルは来場時に返却されるので、 Eventbriteの手数料3ドル5セントのみ支払いが必要となる)。

チケットはEventbrite のページ上で 「Kimono」と検索にかけると「Kimono: A Tradition of Sustainable Fashion」のページがでてきます。もしくはURLコード https://bit.ly/3QUoSql から。