アウトローの画家展

Toshiyuki Hasekawa, Face, 1921, Oil on board, 10.6×8.5in. Private collection.

ホワイトボックス、2月1日から

 「アウトローの画家」展 が2月1日(土)から29日(土)まで、ホワイトボックス・ハーレム・アートセンター(東121丁目213番地)で開催される。
 戦中と戦後に活動した日本人作家の長谷川利行(1891〜1940)、松本竣介(1912〜1948)、麻生三郎(1913〜2000)、宮崎進(1922〜2018)の作品を紹介する。キュレーターはウィルズ・ベイカー、オーガナイザーは佐藤恭子。タイトルの「アウトローの画家」は、吉田和正著作の「アウトローと呼ばれた画家 – 評伝長谷川利行」(小学館2000年発行)をヒントに新進キュレーターのベイカーが名付けた。4人のアーティストはいずれも1930年代に交流を持ち、宮崎は長谷川から贈られた牛がワゴンを引いている絵を生涯大切にしていたという。
 入場無料(任意寄付制)。オープニング・レセプションは2月1日(土)午後6時から9時まで。詳細はウェブサイトwww.whiteboxny.orgを参照