グッゲンハイム美術館開幕
クイーンズ出身のメイプルソープはブルックリンのプラット・インスティチュートでグラフィックアート、絵画、彫刻を学び、カメラを手にしてからはセルプポートレートなど写真で才能を開花させた。「数百年前に生まれていたら彫刻家になっていただろう」と本人が話すように、そのヌード写真は人間の肉体を美しく写し取っている。同美術館は1993年にロバート・メイプルソープ財団から数百枚の写真と製作品の寄贈を受け、彼の死後30年を経て一部を公開する。
同展は2部に分かれ、第1部は7月10日(水)まで、第2部は7月24日(水)から2020年1月5日(日)まで開催。2月にはドキュメンタリー映画上映など関連イベントもある。
入場料は大人25ドル、学生・シニア18ドル、12歳以下は無料。開廊時間は午前10時から午後5時30分まで(火・土曜は8時まで)。土曜の5時からは任意入場料。問い合わせは電話212・423・3500、詳細はウェブサイトwww.guggenheim.orgを参照。