「できる体験を大切に」

ニュージャージー日本人学校

【教育全般】

 月〜金曜日に30時間の授業を実施している。6校時終了後には特設の7時間目を設け、自主学習の時間・復習や質問の時間にあてている。学級は最多でも3名〜10名程度の人数で授業をするので、きめ細かい教員からの指導が全児童生徒に行き届くことができる。

学習のねらいを明示し、「分かる喜び・できる喜び」に重点を置いた授業を展開している。

【ICT機器を活用した教育】

 新型感染症コロナ対応への必要性から始まったリモート授業は、当校の教育に大きな成果をもたらした。児童生徒は、全員がディバイス(パソコン・アイパッド・クロームブック)を使用し、学校での対面授業や家庭でのリモート授業に最大限活用している。ICT機器の活用は、対面授業だけでは成し得ない、生き生きとした「効果的な学習」に繋がっている。

【相談体制の充実】

 「人間は悩んだり、躓いて当たり前」の発想の下、その苦悩を受け止め、早期に解決できる相談体制を学校全体として構築している。スクールカウンセラーとして、ニューヨーク日本人教育審議会からバーンズ亀山先生を招き、児童生徒と保護者の相談に対応している。

他の教職員も児童生徒の悩みを早期に発見するよう、観察や相談を受けるなど、組織的に児童生徒や保護者の「困り感」「苦しみ」に寄り添うように心がけている。

【進路指導と英語教育】

 「海外での努力、貴重な体験をした児童生徒は、世界の宝」と考え、帰国後もその体験を十分に発揮できるような進路指導を目指している。帰国後の高校選択において、当該生徒の海外生活経験歴・将来への展望が十分に生きるように、他国の日本人学校(北米・欧州)と連携した「進路指導情報」の集約や活用に取り組んでいる。

 また、ESL(米国人英語講師)授業を特別設定し、英会話力の向上に努め、帰国子女として世界に通用する言語力や思考力を育んでいる。


ニュージャージー日本人学校 

The New Jersey Japanese School

www.NewJersyJapaneseSchool.org

njjs@NewJersyJapaneseSchool.org


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