編集後記 2月11 日号

【編集後記】

 みなさん、こんにちは。世界各国の新型コロナ対策の水際制限の緩和が進む中で、日本政府も5月8日からインフルエンザと同じ感染症5類にカテゴリーを移行します。それに伴い、海外との人の往来が増えそうです。空の国際線は各社軒並みの増便ラッシュです。日本航空の羽田路線は、5月28日からニューヨーク線の2番目となる003便と004便を新規増便します。ANAは3月26日からジョン・F・ケネディ=羽田線を現行の週7往復から3往復増やして週10便運航します。9月からさらに4便増便して毎日2往復運航します。ユナイテッド航空も1月5日から悲願のニューアーク=羽田路線を週3便体制で開設。デルタ航空もミネアポリス=羽田便の毎日の運行を再開、4月1日からホノルル=羽田便も運行するなど続々と空の旅行が再開しています。これを待ちわびていたのが、これまでじっと我慢の利用者です。日系旅行代理店のアムネットが2月4日からユナイテッド航空の日米往復航空券を1070ドルの特別価格で期間3日間の限定でセールをしたところ、開始直後から電話が鳴り止まず、3日間で予約1,000件が殺到しました。インフレの影響で、航空運賃も高止まりしていて、個人ではおいそれとはまだ行き来ができない感じですが、あとは価格の需給バランス次第で利用客は今後増えていくのでしょうね。日本では物価高と連日報道されていますが、ニューヨークから帰れば、何もかもがまだまだ安く感じることでしょう。ドルの使い勝手があるうちに帰国したい気分です。日本全国・漁港のある町・特選回転寿司銘店めぐりツアーなんてあったら絶対行くんですけどねえ。あ、関係ないですけど今週号で発行900号でした。読売アメリカの18年・870号を知らないうちに超えていました。うーん、回転寿司でお祝いしたい気分。でもNYにはないのですよね。それでは皆さんよい週末を。(週刊NY生活発行人兼CEO、三浦良一)