憧れのハワイで「学ぶ」サマーバケーション

実は地産地消の聖地!?ハワイで私だけのご褒美トリップ

 世界中から愛される常夏の島「ハワイ」といえば真っ先にビーチが思い浮かびますが、実はハワイは地産地消の聖地ともいわれ、水産物はもちろんさまざまな農作物が栽培されており、ハワイの文化や自然・海洋環境保全を学ぶことができ

るアクティビティーも充実しています。

 ハワイ州観光局では、“美しいハワイを未来へとつなぐためにわたしたちができること”をテーマに「Mālama Hawaiʻi / マラマハワイ」というプログラムを推進しています。マラマとはハワイの言葉で「思いやりの心」。ハワイの伝統文化や美しい自然環境を守っていくために、旅行者にもこの活動に参加いただける取り組みが行われています。

 ハワイは常夏で季節がないと思っている方も多いかもしれませんが、雨季(11月〜4月)と乾季(5月〜10月)に分かれており、ハワイはこれから夏を迎えようとしています。

■安心・安全に渡航ができるハワイの定番オアフ島

 ニューヨークからは飛行機で約11時間(時差6時間)、朝10時に出発するとホノルルには午後3時頃に到着します。現在、州外からハワイへの旅行は一定の規制の下に許可されており、スプリングブレイクでは1日2万人を超える旅行者が訪れました。

 現在の旅行規制は、 ①ハワイへ出発する前にオンラインサイトにて旅行計画と健康状況を登録、②出発72時間前以内にハワイ州が指定する機関にて行われたPCR検査の陰性証明の提示 この2つを満たすことによりハワイ到着後10日間の自主隔離が免除されます。ハワイ州のワクチンの接種率は43%、陽性率は1・5%とアメリカ国内でも有数のコロナ感染を抑えている都市とも言えます。(5月17日時点)

■クアロア・ランチで地産地消を学ぶ・味わう

 オアフ島北東部に位置し、映画のロケ地としても有名なクアロア・ランチでは、古代より主食としてハワイの人々に大切にされてきたタロイモの苗植え・収穫を体験するプログラム、「Mālama Āina (care for the land) / マラマ・アイナ(大地への思いやりの心)」を開催しています。タロイモを栽培する水は、山から海へと流れており、栽培環境を通じてハワイの文化や自然・海洋環境保全を学ぶことができます。

 クアロア・ランチでは、東京ドーム450個分といわれる広大な敷地内で、乗馬や映画ロケ地ツアーなどのアトラクションだけではなく、たくさんの農作物や水産物の養殖・栽培を行い地産地消の活動も行っています。フルーツをはじめ、養鶏、養豚の他、エビやカキの養殖を行い、より新鮮で安心な農水産物を育てています。生産されたものは、クアロア・ランチのビジターセンター内の「KualoaGrown Market 」で販売しています(木〜日曜・午前10時〜午後5時まで営業)。

■アウトリガー・ホテルズ&リゾーツで学ぶ・泊まる

 ハワイを拠点に世界のビーチリゾートでホテル展開をしているアウトリガー・ホテルズ&リゾーツは、同リゾーツが展開している世界各国のビーチリゾートで、ビーチやサンゴ礁の保護に取り組む環境保護活動をグローバルな規模で行っています。宿泊されるお客さまには、客室内で海洋環境保護のレクチャーやサンゴ礁の植え付けといったコミュニティ活動に参加できる機会を提供しながら、世界の美しい海洋環境を保護する活動を行っています。

 オアフ島のアウトリガー・ワイキキ・ビーチ・リゾートとワイキキ・ビーチコマー ・バイ・アウトリガーでは、上述のクアロア・ランチの「Mālama Āina」ツアーに参加することで3泊目の代金が無料になるキャンペーンも実施しています。また、アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾートは4月30日に全室リニューアルを終えて再オープンしました。

 これからサマーバケーションのシーズンになりますが、国内の南国ハワイリゾートでしたらコロナ禍でも安心して気軽に訪れることができます。これまで旅行を我慢していた分、さらに楽しい滞在が待っているはずです。今こそ旅に出てみませんか?

★記事作成時の情報となりますので、最新情報は各公式機関にてご確認ください。現在地域により移動制限等が発表されておりますので、各州の最新情報や現地大使館・総領事館からの安全情報をご確認ください。

旅行会社 アムネット バケーション/テーマパークデスク

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