服部夏子が大規模なNY展

92Yで来年1月20日まで集大成40点を出展

 アーティストの服部夏子が今月19日から来年1月20日まで大規模な個展を92Y(レキシントン街1395番地、電話212・415・5500)で開催している。展示会では、40点以上の作品が並び、立体作品から、花器、ジュエリーなどの作品も出展する。レセプションは12月18日(水)午後6時から8時。当日はメトロポリタン美術館でコラボレーションを行った華道家のジボ正子との生け花パフォーマンスをはじめ、ダンサー、ミュージシャンとのパフォーマンスも行う。
 服部は福岡県出身。2005年高校2年時に第46回北九州美術家連盟公募展毎日新聞社賞受賞、06年第15回青木繁記念大賞公募展で最年少入選、西日本美術展、福岡県展など多数受賞。10年、筑波大学芸術専門学群洋画専攻を卒業後、来米。アート・スチューデントリーグに入学。同年、ミックス・メディア部門において、優秀賞受賞。11年度には、最優秀賞を受賞。また14年には、ウォールストリートジャーナル本社ビルでの3か月に渡る大規模な個展をはじめ、日本国総領事館や国際連合本部、WAHセンターなどで約70回を超える展示会を開催。
 来年は、時計会社スウォッチのスポンサーのもと、スウォッチ・アート・ピースホテルに半年間アーティストとして上海に招待され制作予定。現在、ニューヨークにあるアトリエを拠点に精力的に活動している。