原田隆志が個展

現代日本画の郷さくらギャラリー

8月から公開可能に

 日本画家・原田隆志による個展「As in a Dream」が8月4日(火)から29日(土)まで、現代日本画専門ギャラリーの郷さくらギャラリー(西20丁目501番地)で公開される。4月から5月までの会期で予定されていた同展はコロナ禍によりオンラインにて8月まで会期を延長していたが、このほどギャラリーでの公開が可能となった。

 原田は1969年、佐賀県出身。東京藝術大学大学院博士課程終了後、ドイツ、フランス、カナダを経て2001年に来米した。日本画の技法をもって「誰もが共感できる心象風景」を描くことをライフワークとし、ニューヨークを拠点に活動している。同展では美しい四季・自然をモチーフに、誰もが一度は体験し心の中に記憶している「心象風景」を表現した作品を展示。オンラインでは紹介されていなかった桜の大型作品も展示される。 

 入場無料。開廊時間は8月8日(土)までは正午から午後5時までの短縮営業、その後の時間についてはウェブサイトに掲載される。日・月曜休廊。問い合わせは電話212・741・2120まで。詳細はウェブサイトwww.satosakuragallery.comを参照する。

(写真)Daydream  32インチX64インチ、岩絵の具、顔料、墨、膠、キャンバス、2020年