NYでボランティア、現地校で日本文化

 NYでボランティア(北川静子代表)は、1日から5日までブルックリンの低所得地域の高校、リーダーズハイスクールの生徒を対象にした新プログラムを実施した。昨年は数回同高校を訪問し、浴衣の着付け、折り紙、習字などの日本文化の紹介をしたが、もっと深い精神的な面、「道」についてなど心身を鍛える教えを紹介することに今年は焦点をあて、日本文化における健康と栄養と題して校外で学ぶプログラムを実施した。生徒たちは5日間で空手(五嶋龍)、茶道(グローバル和室にて上田宗箇流正教授の長野佳嗣)、日本食体験(おにぎりと味噌汁)、お弁当(共にwasan別店のa-un)、子供の日イベントを行った。NY日本商工会議所のJCCファンド、住友商事、JAMSNET、NY日系人会(JAA )が資金協力した。茶道は三井住友信託銀行の仲介で実現した。参加した高校生からは多くの礼状が届き感謝のレターには「今週は素晴らしい体験ができて、一生の思い出になりました。ありがとうございました」と書かれていた。