IACEトラベル創立50周年

左から長谷川社長、石田会長、石黒会長、西澤社長

日米結んだ半世紀

旅行業で国際文化交流

入社当時の石田さん

 日系旅行代理店IACEトラベルの創業50周年記念レセプションが12日夕、日本クラブで開かれ、航空会社、ホテルなど取引先関係者ら招待客60人余りが集まった。ニューヨーク総領事の山野内勘二大使が祝辞を述べ、櫻井本篤前ジャパン・ソサエティー理事長が乾杯の音頭を取り祝賀会は和やかに始まった。

 同社は、1970年にニューヨークで創業、社名のIACEはInternational Association for Culutural Exchange(国際文化交流協会)の略。75年に東京に支社を開設。特に在日米軍兵士とその家族にアメリカへの格安航空券を販売していることや官公庁にも支店を構え公務や法人の業務渡航にも強さを発揮している。

 石田圭子会長は74年入社。スクリーンに当時の写真が映し出されると「おおーっ」とどよめきが起こった。挨拶で石田会長は「初めて日米間でチャーター便を飛ばした旅行会社で、過ぎてしまえばあっという間の50年。皆様のご支援と、社の社員たちに助けられてここまでこれた」と感謝の言葉を述べた。IACEジャパンの石黒一光会長、西澤重治社長が挨拶、最後に長谷川大介社長が今秋のロンドン支店開設を発表し「拠点を多様化し、アメリカのIACEから世界のIACEになれるよう努力したい」と挨拶した。